ブランドストーリー
江戸時代初頭から広島には、「銅蟲（どうちゅう）」と呼ばれる
一枚の銅板を何度も叩いて作る伝統工芸品が存在していました。
しかし、その伝統技術を引き継ぐ職人は
時代の流れとともに一人二人と減っていき、
ついに職人は途絶えてしまいました。
そんな広島の「銅蟲」の歴史を、今再び日常の中に取り入れたい。
伊久馬は銅蟲の魅力を引き継ぎながらも、
新たな技術との調和により、素材が持つ美点を余すことなく引き出します。
コンセプト
何気ない日常をもっと上質に。
大切な贈り物をもっと特別に。
より豊かなライフスタイルを提供する。
―――――――それが伊久馬。
「伊久馬」は伝統技術の中に革新を見出し続けた
創業者「西井 伊久馬」の探求心を胸に、伝統と未来の調和をはかります。
“瞬間”を閉じ込めた、極上の形状
伊久馬のカップはその用途に合わせて重さ、
持ちやすさなどを職人が何度も試行錯誤し、最適な重量、形状で作り上げております。
手に取った際、その重みに高級感を感じる事でしょう。
銅食器の魅力
銅の最大の特徴は、その熱伝導の力です。
銅は熱伝導が鉄の5倍、ステンレスの25倍もあり、
カップに氷を入れればすぐさま冷却効果を発揮します。
カップ全体が冷たくなり、手で触った瞬間、口に触れた瞬間、抜群の清涼感を感じることができます。
さらに銅イオンの効果でお酒の口当たりがまろやかになり、より美味しく飲む事ができます。
また、銅の化合物には殺菌作用があり、
微生物や細菌類の繁殖を抑えてくれる効果があるため、清潔に使用することができます。
愉しみ方
伊久馬の商品はお酒を美味しく飲んでいただくため、
その素材、形状を職人がこだわり抜いて作っています。
また、広島の伝統工芸である「銅蟲（どうちゅう）」の
技法を活かした
美しい槌目模様は見るものを魅了します。
いつも飲んでいるお酒も
伊久馬に注いで飲むだけで劇的に変化します。
口当たり、のどごし、そして鼻に抜ける香りは
手に入れた人だけが体験できる特権です。
伊久馬の内側には錫（すず）が塗られており、
ビールを注ぐ際、肉眼では見えない凹凸との摩擦が
ビールの泡をクリーミーにします。
伊久馬が作る極上の泡をお楽しみ下さい。
一枚の銅板を絞り、
ひとつひとつ丁寧に槌目をつけて作り上げた銅製カップです。
銅は熱伝導が良い為、冷たいものを美味しく飲むことができます。
サイズは大小の2種類をご用意しております。
一人きりで過ごす家での時間。色々な事を考える時、
何も考えずにゆっくり過ごす時、
その時々やその人により過ごし方は様々かと思います。
そんな中、伊久馬を片手にお気に入りのお酒を嗜む。
伊久馬はそんな一人で過ごす大人な時間の動作全てを贅沢に演出してくれるでしょう。
一枚の銅板を絞り、
ひとつひとつ丁寧に槌目をつけて作り上げた銅製カップです。
銅は熱伝導が良い為、冷たいものを美味しく飲むことができ、
泡立ちもきめ細かく暑い夏にぴったりです。
広がりのある形で、ビールの香りをお楽しみいただけます。
家だけではなく、
キャンプやレジャーなどのアウトドアに持ち出せば
普段味わえない特別な時間を楽しめます。
自然の中で日常を忘れ、
お気に入りの伊久馬で飲むお酒は格別でしょう。
職人の技術
伊久馬は現在のライフスタイルに合うような形、
そして技術を用い、
銅蟲の息吹を感じる銅細工をお届けします。
しかしどんなに技術が進んでも、
私たちには守りたい職人の技術と伝統があるのです。
金属を加熱して柔らかくすることを「なます」といいます。
もちろん銅を溶かしてしまってはいけないし、
逆に硬いままでは加工していくことが出来ません。
銅が適度に「なまる」時、
炎で黒く焼けた銅はほんのりと赤く発光し、
バーナーから出る青い炎は温かみのある橙色の炎に変わる。
この状態を見逃さないよう、炎と銅に向き合い、
ひとつひとつ、大切に丁寧になましています。
伊久馬の特徴ともいえる美しく連なる「鎚目模様」。
その打刻は一つのコップにつき、
1500～2000回以上に及ぶ。
一度の失敗も許されない中、
金槌と銅と当て金がピタリと合う一点を、
目と耳と、そして金槌から伝わる触感を頼りに、
ひたすらに探して打ち続ける。
何度も何度も繰り返して経験を積んでいるからこそ、
次の一打ちを信じることができるのです。
沢山の工程を通過した銅コップの表面は、
目には見えない傷を潜ませています。
それらを放置すれば、着色しても荒れた表面は光をうまく反射できず、くぐもった色になってしまう。
そこで職人はその小さな傷を探し、表面を均一に整えるためにブラシで磨きを掛けていきます。
磨きすぎては鎚目が消え、
足りなければ仕上がりに難が出る。
伊久馬の黒や茶に青や赤みがかった深い色、
美しい玉虫色を表現するためには、
無くてはならない技術なのです。
銅器ができるまで
焼きなまし
鎚目
錫引き
磨き
品質検査
手作り故に唯一無二。
一つとして同じ形・同じ色は存在しない。
商品情報
贈り物として
大切な方に喜んでもらいたい。
形に残る物を長く使ってもらいたい。
他と被らない贅沢な物を贈りたい。
贈り物には様々な思いが詰まっています。
大切な人、お世話になっている人の思い出に残る物を考えた時、
是非、伊久馬をお贈り下さい。
結婚記念日、結婚祝い、出産祝い、
結納、誕生日、クリスマス、
大切な人に毎日使ってもらえるプレゼントを。
普段はなかなか恥ずかしくて言えない
感謝の想いを伝える年に一度の日。
少し贅沢な伊久馬は “きっと”
ご両親のお気に入りのカップになるでしょう。
結婚7年目というのは、家族の関係や財産などが
揺るぎないものになってくる時期です。
「銅婚式」とは、そんな安定した生活を
銅のどっしりとした重みのイメージに例えられた名称です。
金、銀に続く「銅」。
結婚7年目は25年目、50年目に次ぐ節目の年です。
生活が安定してきたことに感謝の想いを込め、
お揃いの伊久馬でお祝いしましょう。
お客様の声
女性 ビアカップ
女性にも持ちやすく、見た目が可愛い
飾り紐で装飾され、落款が入った木箱はとても高級感がありました。
ワクワクしながら開けるとオレンジの布に丁寧に包まれた姿に感動しました。
銅特有の輝きはとても綺麗で、コロンとした見た目がとても可愛いです。
サイズも丁度良く、女性でも持ちやすい大きさでした。
ビールやハイボール、ワインなど色々なお酒で楽しんでいます。
男性 ハイボールカップ
いつもと違う時間を楽しめる
ずっしりとした重みを感じ、表面の槌目模様がとても綺麗でした。
いつも飲んでいるお酒も本格的なハイボールを飲んだ気持ちになり、家でお酒を飲む時間が「家だけど、家じゃないような・・・」いつもと違う時間に感じました。
伊久馬の購入を考えている人には良いカップで良いお酒を楽しんでもらいたいです。
男性 ビアカップ
いつもの飲み物がさらに美味しく
届いた瞬間、高級感のある入れ物に入った伊久馬を見て「早く夜になってお酒を飲みたい！」と思いました。
実際にビールを注ぐと泡がきめ細かく、いつもと同じお酒なのにいつもより美味しく感じました。
コップの回りの結露も気にならない。
試しにお茶を注ぐと内側にお茶の色が反射してとても綺麗でした。
